反永遠

カロリーメイトぐらいしか食べていない気がする。
岡崎乾二郎ルネサンス 経験の条件』読了。これで10回目ぐらい。好きな本です。絵を描くということ、そして何よりも絵を見るということに関して、普通の美術書なんかが前提にしているようなところからずっと手前で考えようとしていて、おーと思う。この本を読んだ後に、グリーンバーグを読んだとき、自分のなかで絵の捉え方が変わっているのを感じて、楽しかった。次は、ジョナサン・クレーリー読み直します。あと、祖父が『感覚の論理』というフランシス・ベーコンを論じた本を貸してくれたので、その後読もうと思います。
西尾先生の『刀語』。すごいなあ。登場人物はいつもながら奇抜なお名前をしています。西尾先生の小説は、意味のない必然性を欠いたものに様々に彩られていて、それが魅力的な気がします。言葉を操作しているような感じで書かれているし、なんかそういう操作をかますことでこそ立ち上がる何かがあるんだろうと思うけれど。うーん。そういうのいいなあ。